恵観だより

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冬枯れの中に...

昨年の紅葉はグラデーションから散紅葉までたくさんの方にお愉しみいただきました。

散り終わると、親方をはじめ庭師のみなさまが一斉にきれいにしてくれます。

笹の間から苔の上、雨どいや屋根まで。川床は石をひとつひとつ丁寧にハケで汚れを落とすという細かい作業があって落ち葉一つないお庭となります。

落ち葉一つない凛と張り詰めた空気の中のお庭を歩くと背筋がピンとなり心が洗われるようです。

 

雪や霜にさらされ寒風吹く冬は、植物にとって過酷なシーズンとなり冬場に咲く花木は

限られていますが、「薩摩紅梅」が例年より2週間ほど早く咲き出しました。

2月中旬頃には「白梅」も開花の予定です。

冬ならではの景色と「花手水」で皆様のご来園をお待ちしております。

お庭の景色

散った紅葉で吹き寄せのように演出しております。

緑の苔を覆うように敷き詰め、熊笹を引き立てています。

この時期だけの景色です。

 

12月7日現在

川沿いのモミジは8割程度の色づきで、まだまだ愉しめます。

 

 

秋を感じて

お庭のモミジも色づきはめ、例年通りいくと今月末がピークになるかと思います。

さて、一条恵観山荘の床には「兎と菊秋草」掛け、この時期ならではの設えを愉しんでいただいております。

軸:兎と菊秋草

画:土佐 光起(とさ みつおき) 江戸時代の土佐派を代表する絵師

大変好評いただいております建物見学会は事前予約先着順となっております。

秋の風情を愉しみながら見学会にぜひご参加ください。

芸術の秋 実りの秋 食欲の秋

10月に入ると季節はすっかり秋。

涼しくなって過ごしやすい季節になりました。

日本では よく「芸術の秋」「実りの秋」などと言われます。

過ごしやすい季節だと感受性が高まり物事に集中するのに適した季節だからかもしれません。

また、穀物や果物などの収穫が多くなり四季の中でも満ち足りて豊かな季節であるからと考えられます。

秋という季節は人の物心を掻き立ててやまないものです。

そんな時は「山荘建物見学会」で江戸時代の文化体験後、「かふぇ楊梅亭」であんみつセットなどいかがでしょうか?

見学会は重要文化財の内部を案内人が解説しながらご案内いたします。

かふぇ楊梅亭では滑川の原風景を臨みながら、自然の恵みを愉しむことができます。

花手水 はなちょうず

2年ほど前から始めた花手水。

今年はコロナ禍の影響で手水舎が使用できないため、鎌倉の寺社仏閣でも見かけるようになりました。

今まではアジサイや紅葉シーズンのみでしたが、老若男女問わず大変好評なので可能な限り続けていこうと思っています。

9月11日(金)の営業再開に向けて「何を浮かべようか」と模索中です。

庭園を散策しながらぜひ、花手水も愉しんでください。

※画像はアジサイや紅葉期のです。

 

 

 

涼やかな音色と秋の七草

毎年お庭のどこからともなく聴こえてきた鈴虫の音色。

今年は皆様にも愉しんでいただこうとお部屋を用意しました。

タイミングがよければ涼しげな音色に出会えますよ。

 

通常7月中旬頃から見頃を迎える桔梗ですが、今年はアジサイとの共演となりました。

園内には紫、白、ピンクと点在しており9月いっぱいは愉しめそうです。

古くから日本人になじみのある桔梗は戦国時代、紋所や旗印として人気を集めたそうです。

桔梗の字が「更に吉(さらによし)」の組み合わせになっていることから縁起がいいという

理由もあったようです。そして有名なのが「本能寺の変」の明智光秀の「水色桔梗」です。

 

さえずりの滝

「さえずりの滝」が完成いたしました(静止画だとわかりにくいのですが..)

水の作り出す景観美、日本の癒し文化です。

滑川のせせらぎ、小鳥たちのさえずりと共に滝の音が放つゆらぎの波動が、

日常生活から解き放たれた空間で心身をリラックスさせてくれます。

(沢蟹が住み着いたようです。先日何匹かみました!)

アジサイシーズン真っただ中の6月。ぜひ、ご散策にお越しください。

そしてお遊びの花手水✿

臨川門

 

扁額には「臨川」

川を臨む場所「臨川 りんせん」。

皆さまに季節の草花を愉しんでいただくための入り口です。

小鳥のさえずりと、川のせせらぎに耳を傾けながら鎌倉の原風景と

草花を愉しむことができます。

これからは川沿いのアジサイが見頃を迎え、花菖蒲がお庭を彩ります。