恵観だより

*写真をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

絶滅危惧種「金蘭」開花が始まりました!

例年より2週間も早く開花しております。

金蘭(キンラン)は元々、日本ではありふれた和ランの一種でしたが、1990年代頃から急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧種Ⅱ類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されています。

2週間ほどの期間しかみられない貴重な花です。

ぜひご来園いただきお愉しみ下さい。

 

芽吹き

モミジの花を見たことありますか?

新緑や紅葉の葉っぱばかりに目が行きがちですが、とても可愛らしいお花が咲きます。

草木が一斉に芽吹きだすこの時期だけのお愉しみです。

 

そして山アジサイは早くも花芽が付きだし、今年の開花も早そうですよ。

目に鮮やかな新緑と山アジサイのコラボは4月下旬頃がおススメです。

混みあう前にぜひご来園くださいませ。

季節を感じる春の上生菓子

七十二候の草木萌動を過ぎると草木が芽吹き始め、鶯の鳴き声がお庭に響き渡り、春の訪れを感じさせてくれます。

また、和菓子でも季節を感じる愉しみがありますよ。

和菓子と季節の関係は密接で、旬の素材を使ったものや季節を象徴するもの、形や色合い、菓銘から四季の移ろいを感じさせてくれます。

園内に併設のかふぇ「楊梅亭」では五感で愉しめる上生菓子をお召し上がりいただけます。

※同じ物をご用意できない場合がございますので予めご了承ください。

鏡面反射(リフレクション)の世界

茶室「時雨」の円窓が、逆さ富士ならぬ逆さ円窓に

いつもと違った景色をお愉しみください 

縁起物 福を呼ぶ上生菓子

葩餅(はなびら餅)

新年に長寿を願っていただく縁起の良い上生菓子です

平安時代から続く「宮中歯固めの儀式」に用いられています

 

画像は「葩餅」「鶴」「干支 卯」

園内併設の「かふぇ楊梅亭」でお召し上がりいただけます

※数に限りがあり同じ物をご用意できない場合がございますので予めご了承ください

敷き松葉と藁ぼっち

日本の伝統文化を感じていただきたいと庭師が「敷き松葉」と「藁ぼっち」を設えてくれました

新緑や紅葉の景色はもちろん素敵ですが、寒さの中にあるからこその美しさ、冬枯れの景色を愉しんでみてはいかがでしょうか?

 

2023年 癸卯

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

この年の干支は卯。

芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だといわれています。
 
また、うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になります。さらに、たくさんの子を産むことから豊穣、子孫繁栄のシンボルになっています。

うさぎにまつわることわざも多く日本人人は親しみやすい動物ですよね。今年はうさぎのように跳ね上がるよい1年になることを願いましょう。

皆様、本年も何卒ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

まだまだ愉しめます 

川沿いはまだまだ愉しめます

自然の色はとても素敵だなと感じさせてくれる紅葉

紅葉狩りがまだの方はぜひお越しくださいませ