秋の空気

10月も半ばを迎えて、ようやく秋の空気だなあと実感できるようになってまいりました。
鎌倉でも今年は記録的な長雨に10月の真夏日と、経験のない気候に悩まされました。

9月は晴れた日はなかったのではないかと思うほどで、記録を見てみたところ丸一カ月間曇りか雨の日ばかりでした。
人の感覚でいうと「異常」気象です。

当地は夏は暑さに加えてかなりの湿度の高さに悩まされるため秋の空気が待ち遠しいのですが、今年は秋が本当に遠く、建物がいつまでも湿気ている状態でした。
特に痛感したのは、日々の雨戸の開け閉め。
普通はなんの苦も無く開閉できるのですが、今年は雨戸が湿気を多く含んでしまったままで、非常に重たく、桟にも突っかかりやすかったため、たいへん難儀をしました。

ただ、日差しは弱かったおかげで、苔には都合がよかったようです。
何事も良い面悪い面があると思いました。

今日は秋の風、ようやく雨戸も軽やかに開けることができました。
「普通」であるということのありがたさを感じるこの頃です。

amado

秋の庭

庭の蜘蛛の巣が大きくなっているのを見ると、秋に季節が進んでいることを感じます。

春先は小さな蜘蛛が小さな巣を低いところに張っています。小さいゆえに見つけにくかったりします。
秋が深まってくると、大きな蜘蛛の巣が堂々と張り巡らされますが、棒を使っても届かないくらい高いところに作られると、見えているのに取れないというなんともな厄介さがあります。

今の時期は、ちょうどその過渡期。
いい具合に顔に当たる高さのところに、顔が覆われるほどの大きさの蜘蛛の巣が張られています。
よく見ていれば引っかかることはありませんが、荷物を運んでいたり、注意が他に移っていると、頭に引っかかってしまいます。

それでも「害虫」となりうる虫などを捕まえてくれる蜘蛛なので、追い払ったりはしません。
通行の妨げにならないところに巣を張ってくれと声をかけ、しのびなく巣を壊すのみです。