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月別アーカイブ: 2016年10月

催事「鎌倉で萬福寺の普茶料理と煎茶をたのしむ会」のお知らせ

鎌倉、といえば建長寺さまや円覚寺さまに代表される禅宗の文化を想起される方も多いことと思います。
禅宗における「精進料理」は広く知られるところで、お料理屋さんでいただくこともできるので、食された方も多くいらっしゃることと存じます。

さて、それでは皆様は「普茶料理」というものをご存知でしょうか。
鎌倉の禅宗とは別の宗派で、「黄檗宗」という日本では江戸時代に始まった禅宗がございます。
その黄檗宗で供されるお料理を「普茶料理」といいます。
萬福寺の普茶料理と煎茶をたのしむ会

黄檗宗の開祖は「隠元禅師」という方です。
この方は江戸時代初期に日本に渡り、多くの文化を伝えられました。
「いんげんまめ」「すいか」「たけのこ(孟宗竹)」「れんこん」、そして「煎茶」といった食材は、今や日本の料理には欠かせないものとなっておりますが、これらは隠元禅師が黄檗宗の教えと共に伝えたものなのです。
そして食材と共に伝えられた料理が「普茶料理」で、「普く大衆に茶を施す」という意味の禅門用語から来ています。
もともと中国においてお寺の法要など行事が終わったときに、関係者が集まって茶を喫する「茶礼」というものがあり、その後に振る舞われた食事が「普茶料理」です。

お寺で振る舞われるお料理なので、動物性のものではなく、山野に生まれた自然のものを中心とし、高たんぱくでバランスの取れた献立であることが特徴です。
中国のお料理から来ているため、皆でとりわける形で盛り付けられ、テーブルと椅子でいただきます。
中華料理と同じく、油を使った料理も盛り込まれておりますが、中国にはこの「普茶料理」はないそうです。

このように非常に独特で特徴的な「普茶料理」は黄檗宗のお寺さまやそのお料理屋さんでいただくことができます。
今回は、その黄檗宗大本山「萬福寺」さまから典座和尚(お寺の食に関する一切を司る重役)様に鎌倉までお越しいただき、この恵観山荘にて皆様に振る舞っていただくという企画を開催いたします!

かつて隠元禅師は、後水尾法皇をはじめとする皇族からも厚い帰依を受けたということで、一条恵観もきっとご縁があり、萬福寺さまの普茶料理を召し上がられたかもしれません。
恵観と普茶料理の350年の再会を、ぜひ楽しんでいただきたく、ご参加お申し込みをお待ち申し上げております!!

そして、隠元禅師が伝えられた「煎茶」。
煎茶道の開祖「売茶翁(月海元昭禅師)は黄檗僧で、萬福寺さまと煎茶の関わりは深く、本山内には「全国煎茶道連盟」本部が置かれています。
今回は、普茶料理と共に「煎茶」のひとときも味わっていただきたく、「煎茶席」「玉露席」を煎茶道東阿部流御家元の土井雪松宗匠に開いていただくこととなりました!
恵観山荘での煎茶のお席では、優雅な時をお過ごしいただけることと存じます。
煎茶席の御経験がない方でも大丈夫ですので、ぜひこの機会にご参加ください!

またとないこの機会、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
恵観のご命日も近い、2月19日(日)20日(月)21日(火)の3日間の開催です!

お申し込みは、お電話か、下記チラシを印刷して必要事項をご記入の上ファックスしてください。
当webサイトの問い合わせフォームに必要事項をご入力の上、送信いただいてもお受けできます。

チラシ兼お申し込み書⇒【萬福寺の普茶料理と煎茶をたのしむ会】
萬福寺の普茶料理と煎茶をたのしむ会

催事 「恵観山荘文化講座 第12回         極楽寺 田中密敬ご住職をお招きして」のお知らせ

9月からの長雨がようやく終わり、秋晴れが期待される10月も下旬となりますが、晴れは晴れでも今日も夏日となるような暑さで、秋が遠く感じます。
いつまで「残暑」となるのでしょうか・・・。
庭の木々も、葉の色付けに戸惑っているような感じがいたします。

さて、早いもので今年も残すところ2カ月半をきりました。
暑い暑いといいながらも、月日は着実に過ぎています。

今年の恵観山荘の締めくくりは、恒例の「文化講座」となります。
12月9日(金)、第12回目となる講座を開催いたします。
文化講座第12回_田中密敬ご住職
今回は、鎌倉でもたいへん人気の高い観光地ともなっておられます「極楽寺」のご住職、田中密敬様にお越しいただき、ご講話いただきます。
「極楽寺」は鎌倉の中では唯一の「真言律宗」という宗派のお寺です。
開祖は「忍性」という鎌倉時代の御坊様。
貧民や社会的弱者の救済に尽力された方として知られています。
今夏には奈良国立博物館で「忍性展」が開催されました。

ご講話のテーマは「鎌倉仏教の一隅」。
貧窮孤独苦悩の人々を救おうと奔走した律宗についてお話いただきます。

恵観山荘の今年を締めくくる会となります。

師走のあわただしい頃、恵観山荘でほっとする一服のひとときをお過ごしいただきたいと思っております。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

お申し込みは、お電話、申込用紙に必要事項をご記入の上でファックスか郵送ください。
当サイトのお問い合わせフォームからのメールでも受け付けております。
ぜひお誘いあわせの上、お申し込みください。

チラシ兼申込用紙はこちら ⇒ 文化講座第12回_田中密敬ご住職
文化講座第12回_田中密敬ご住職


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