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真竹

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梅雨入りの頃になると、当庭の竹林では真竹の芽が伸びてきます。
マダケは一日に1メートル伸びる、とも言われており、なるほど気づけばあっという間に自分よりも高くなっています。
ぐんぐん伸びるそのさまは、まさに驚異的。
今この瞬間も伸びているのだろうと目を凝らしますが、その様子は自分の肉眼では認識できません・・・。
(写真中央の竹が今年のもの)

日本原産のマダケは、建材から身の回りの道具、茶道具、食用に燃料としてなどなど、日本人の生活に広く深く密着したものです。
かつてエジソンが白熱電球の耐久性を上げるために採用したのも、日本のマダケだったそうです。

茶道具においては、歴々の茶人が作った茶杓や花入など数多の竹製品が現存しています。
竹のほんの一部分を小さく細く細工された茶杓が、利休のものであれば400年以上も大事に現在に伝えられているわけです。

今、目の前に生えてきた竹がこの先どのような運命を辿るのか。
生まれたての緑の鮮やかさを眺めつつ、竹林の景色のバランスに悩むのでした。

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(写真右側が今年のもの)

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